東京のクラウドサーバーを選ぶ前に:帯域とデータ転送量を7日間の記録から考える
この記事は、クラウドサーバーとドメインサービスを提供するUCELIの記事です。作成にはAIを使用しています。料金や在庫、通信品質を保証するものではありません。
サーバー選びで「Mbps」と「GB/月」を見かけたら、まず別のものとして考えましょう。前者はデータ転送速度、後者は一定期間にやり取りしたデータの量を表します。東京のサーバーを検討するときも、どちらか一方の数値だけで判断せず、自分の用途と契約条件を照らし合わせることが大切です。
MbpsとGBは何が違う?
- Mbps:1秒あたりのデータ転送速度を表す単位です。プランの表示が上限・保証値・目安のどれか、どの方向に適用されるか、共有帯域かどうかは契約ごとに確認してください。
- GB/月:1か月などの期間に転送したデータの量を示す単位です。料金に含まれる量なのか、課金対象の使用量なのか、サーバーを基準とする送信(外向き)と受信(内向き)のどちらを数えるかはサービスによって異なります。
たとえば、道路の幅が広くても、1か月に通る車の台数は交通量次第です。同様に、帯域の上限だけでは、月間転送量や料金は決まりません。逆に、月間転送量が少なくても、短時間にアクセスが集中すれば帯域が足りなくなることがあります。
単位にも注意してください。小文字の b はビット、大文字の B はバイトです。1バイトは8ビットです。この記事では十進の単位を使い、1 Mbps=毎秒100万ビット、1 GB=10億バイトとします。GiB は別の単位で、1 GiB=2の30乗バイトです。単位の定義は米国国立標準技術研究所(NISTの説明)を参照してください。
7日間の記録から月間量を概算する
すでに運用中のサイトやアプリがあれば、まず同じ範囲の通信量を7日間記録します。可能なら平日と休日の両方を含め、計測の開始・終了時刻、対象サーバー、送信(外向き)/受信(内向き)の別、単位、データの取得元をメモします。バックアップ、監視やCDN経由の通信が集計に含まれるかも確認しましょう。
仮の計算例として、7日間のサーバーから外へ出る通信の平均が 2 Mbps だったとします。これはプランの上限ではなく、同じ計測範囲における通信のない時間も含む604,800秒全体の時間加重平均という前提です。欠測や計測範囲の違いがある場合は、先に記録を確認してください。計算を分かりやすくするため、1か月を30日、1 GBを10億バイトとします。
- 7日間の秒数:7 × 24 × 60 × 60 = 604,800秒
- 7日間の転送量:2,000,000ビット/秒 × 604,800秒 ÷ 8 ÷ 1,000,000,000 = 151.2 GB
- 同じ傾向が30日続く場合:151.2 GB ÷ 7 × 30 = 648 GB
もし管理画面などで、課金対象と同じ範囲の7日間合計を直接確認できるなら、その合計を7で割り、対象月の日数を掛ける方法でも概算できます。カウンターの単位、リセット、欠測、計測範囲が一致していることを先に確認してください。
この648 GBは送信方向のみの予測例であり、双方向の合計、上限や料金の計算結果ではありません。 連休、キャンペーン、動画配信、バックアップや障害対応が7日間に含まれなければ、実際の月間量は大きく変わりえます。月によって日数も異なります。7日間に月1回の作業が含まれ、その通信量を分離できるなら、日常分だけを月間に外挿し、月1回分は1回だけ加えます。分離できなければ不確実性として記録し、すでに合計に含まれた通信量を重複して加えないようにします。余裕を持った複数のシナリオを作り、可能ならより長い期間の記録と照合してください。
平均だけでなく、混雑する時間帯も見る
7日間の平均からは、短時間の集中を判断できません。時間帯ごとの利用量やピーク時の速度を確認し、同時アクセス、画像・動画配信、バックアップの時間が重なる場面を別に記録します。計測間隔が長いと短いピークが平均化されるため、グラフの粒度も確認しましょう。
東京という場所だけで、利用者との通信が必ず速くなるわけではありません。利用者の接続先、経路、時間帯などによって結果は変わります。比較する場合は、許可された方法で実際の利用環境から確認し、測定条件をそろえてください。
注文前に確認したいこと
地域・ノード・プランごとに提供条件や課金方法が異なる場合があります。次の点を、選択した構成と注文画面の条件で確認してください。
- 帯域幅はサーバーからの送信/サーバーへの受信のどちらに適用されるか。共有か専有か、制限時の扱いはどうか。
- 転送量はサーバーからの送信、サーバーへの受信、リージョン間、バックアップなどのどこまでを対象に数えるか。
- 料金に含まれる量や超過時の扱い、課金期間の途中で契約を始めた場合の計算方法。
- ディスク、追加IP、税、バックアップなどが別料金になるか。提供条件と合計金額は注文時に確認する。
「帯域幅」と「月間転送量」の表示が同じでないプランもあるため、不明点は推測せず事業者に問い合わせましょう。例えばAWSでも転送方向や経路によって課金項目が分かれます(AWSの転送料金の説明)。このAWSの例を、そのまま他社やUCELIの料金に当てはめることはできません。
UCELIの東京クラウドサーバー紹介ページでは、掲載中の構成を確認できます。構成や提供状況、最終的な料金・条件は注文時にご確認ください。購入前のご質問は support@uceli.com へお送りいただけます。
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